相続をどうしていいのかよくわからないなぁ
終活の財産のところが不安だわ
「終活」とはあなたの死後について考え、家族や身の回りの人に迷惑をかけないように自分の意志を明確にする活動です。
終活にあたって財産や相続面が不安になることはありませんか?
終活には遺言書の作成や相続の準備、財産の整理などが含まれます。
しかしこれらは専門的な知識を必要とするため、一人で行うのは困難で調べても不安が残ります。
そこで重要な役割を果たしてくれるのが、税理士です。
今回の記事では終活における税理士さんの役割をまとめます。
この記事の執筆者 Dr.よだ: 2016年に医師免許取得。また浄土真宗西本願寺派の僧侶として教師資格も取得。現在は内科専門医として地域医療や緩和ケアを中心に勤務。地域社会と高齢化社会、生と死に向き合いながら医師として、また僧侶として活動中。終活や人生の豊かさについて考えています。
終活のメリット
意思を明確にできる
終活を行うことで、あなたの考えを明確にすることができます。
あなたの財産をどのように分けるか、葬儀をどのように行いたいかなど、死後のことについて具体的に考えることで、今までの人生を振り返ったり今後の人生を豊かにすることを目標とします。
エンディングノートはあなたの考えをまとめられるので終活の活動としておすすめです。
家族への負担を軽減できる
終活を行うことで、家族への負担を軽減することができます。
あなた自身の意思をしっかり決めておくことで、亡くなった後に家族が何をすべきかを迷うことなく、スムーズに手続きを進めることができます。
特に、遺産分割や相続税の申告など、複雑な手続きについては、事前に準備をしておくことで、家族の負担を大幅に軽減することができます。
税理士とは?
税理士は、税法に関する専門的な知識を持つ専門家で、税務に関する手続きを適切に行うためのサポートを提供します。
企業の方や、確定申告の際に依頼することもあるかとは思いますが、税理士は相続税などの相談に乗ってくれます。
税理士の役割
税理士の主な仕事は、税務申告の代行や税務相談、税務対策の提案などです。
法人の場合は決算の申告や、法人化の手続きのサポートを依頼することが出来ます。
また個人の場合は確定申告のチェックや節税対策の相談、相続税の相談などを行ってくれます。
個人:確定申告・節税・相続税の相談
法人:決算・法人化・経理を任せたい
税理士の専門性
税理士は、税法に関する深い知識と経験を持つ専門家です。
税理士資格を取得するためには、厳しい試験に合格し、一定の実務経験を積む必要があります。
しかしながら税理士の中でも「法人が得意」「相続が得意」などの得意分野があるので、税理士を依頼する際にはしっかり確認して行うのが良いでしょう。
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税理士さんに依頼するのは抵抗があるかもしれませんが、ミスを防ぐためには一度相談しておくのがおススメです。
税理士と終活
税理士は専門的な知識と経験を活かして、終活における様々な問題について相談に乗ってくれます。
この項目では税理士が終活にどのように関与できるか、具体的に説明します。
相続税の申告
相続税は、あなたが亡くなったときにあなたの財産を相続する人々が支払う税金です。
税理士は、相続税の申告を代行し、適切な税額を計算します。
また、相続税の申告期限や必要な書類など、相続税申告に関する手続きを全て行います。
これにより、相続人が相続税申告の手続きについて混乱することなく、スムーズに進めることができます。
相続税については適切な対策を行わなければ、多額の資産を減らすことになりますので終活を行う際にはあらかじめ税理士に紹介するのが望ましいでしょう。
相続人・相続財産の調査
税理士は、相続人や相続財産の調査も行います。
これにより、遺産分割が円滑に進むようにします。
具体的には株や仮想通貨、不動産などの資産を持っている方は正確に相続を行うために税理士に相談しておくのがいいでしょう。
また、相続財産の評価も行い、相続税の計算に必要なデータを提供します。これにより、相続税の計算が正確に行われ、適切な税額が申告されます。
遺産分割協議書の作成
税理士は、遺産分割協議書の作成も手伝ってくれます。
遺産分割協議書は、相続人の間で遺産の分割方法について合意した内容を記載したもので、トラブルを防ぐために重要な書類です。
遺言書がない場合や、遺言書に記載していない財産が発覚した場合に作成します。
遺産分割協議書とは
被相続人が死亡し相続を分割する際に、口約束だけだと後々もめることがあります。
そういったトラブルを防ぐために法的効力をもたせる書面を遺産分割協議書といいます。
税理士の役割として、遺産分割協議書の作成において公平な分割が行われるようにアドバイスを提供し、作成の手助けを行うことが出来ます。
遺産分割協議書は遺族の負担となってしまいますので、終活を行う場合は作成しないでいいように準備をするのがいいですね。
遺言書の作成
税理士は遺言書の作成にもアドバイスを提供します。
遺言書は、あなたが亡くなった後にどのように財産を分けるかを定めたもので、遺産分割をスムーズに進めるために重要です。
税理士は、遺言書の作成において、法律的な問題が生じないようにアドバイスを提供します。
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税理士による相続税対策
相続税は、相続する財産の価値によって決まる税金です。
適切な対策を行うことで、相続税の負担を大幅に軽減することが可能です。
次は税理士に相談した際の相続税対策について詳しく説明します。
相続税の実際
相続税は、相続財産の価値に応じて課税されます。
そのため、大きな財産を相続すると、相続税の額も大きくなります。
金額によっては10-55%もかかってしまいます!
税理士に依頼することで、可能な限り最適な税金対策を提案してくれます。
税理士による対策
税理士は、相続税の節税対策として、様々な手法を提案します。
例えば、生前贈与による財産の移転、遺言書による財産の分配、信託の活用などがあります。
これらの方法は、相続税の計算方法や税率、非課税控除など、税法の規定を踏まえた上で、最適な対策を必要とします。
また、税理士と相談することで法律違反していないかなどを確認し、問題が生じないようにします。
おすすめの税理士
税理士に依頼する業務は多く、税理士の中でも得手不得手があります。
また住んでいる地域よっては税理士が少ない地域もあります。
税理士に依頼すると費用も掛かるため、失敗しない税理士を選ぶポイントをお伝えします。
税理士を選ぶポイント
沢山いる税理士からあなたに合った税理士を選ぶためのポイントをまとめます。
・税理士の専門性
・費用が明確かどうか
・相性が合うかどうか
①税理士の専門性
税理士の中でも、特定の業界やビジネスモデルに特化した知識を持つ税理士を選ぶことで、より具体的で適切なアドバイスを得ることができます。
終活をしている方は、相続に強い税理士を選ぶのがいいでしょう。
②費用が明確かどうか
顧問料などの費用について明確かどうかも重要なポイントです。
一般的には相続費用の〇%などの報酬で設定されることが多いですが、終活の場合は生前での相談になるため異なる場合がおおいです。
まずは無料見積もりで相談してみるのが良いでしょう。
③相性が合うかどうか
税理士とは長期的な関係を築くことが多いため、あなたとの相性も重要です。
税理士が終活について理解してくれるか、ストレスなく相談することが出来るかが大事な点です。
また、税理士が自分の問い合わせに迅速かつ適切に対応するかも重要なポイントです。
失敗しない税理士の探し方
税理士を探す方法は「自分で探す方法」と「知人や銀行から紹介してもらう方法」があります。
自分で探す場合はインターネットで探す方法や、自身で税理士事務所を訪れる方法があります。
インターネットで探す場合はホームページなどを参考にすることになりますが、webサイトが正しい情報かどうかはあってみなければわかりません。
そこで後ほど紹介する「税理士ドットコム」ではあなた終活のニーズに合った税理士を紹介してもらえます。
知人から紹介してもらう場合は、あらかじめ知人の評価を聞くことが出来るので安心して選ぶことが出来ます。
終活のコミュニティがある場合は知人から紹介してもらうのもいいかもしれません。
税理士を探すなら「税理士ドットコム」
以上から税理士を探すのにおすすめなのは「税理士ドットコム」です。
税理士ドットコムは全国の税理士から、あなた自身のニーズに合った税理士を紹介してくれます。
利用者の9割以上が満足されており、納得いくまで何度も無料で相談することも可能です!
1回の相談だけでは税理士さんとうまくいかないこともあるので、無料で何度も紹介してくれる点は◎
運用会社である「弁護士ドットコム株式会社」は上場会社でもあり安心して相談できます。
終活を行うにあたってはホームページにアクセスして「相続税申告の方」にチェックしましょう。
続いて住んでいる「都道府県」などを記入して、目的に「相続の生前対策を行いたい」「終活を行いたい」という旨を記載しましょう。
24時間相談でき最短即日返信されますので、希望の税理士を紹介してもらいましょう!
まとめ
この記事では終活における税理士の役割と探し方を紹介しました。
終活における財産の相続の準備は大きな課題となります。
しかし相続には専門的な知識も必要なことも多く、税理士に依頼するのが最も正確でトラブルが起きにくいのは事実です。
相談は無料できる場合もあるので、問い合わせだけでもしてみてはいかがでしょうか。
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